メイドさんを右にミ☆のリリースの話を書き忘れてた話
はいはい！そろそろエアコンなしでも過ごせる日が増えてきていい感じな日々の今日この頃みなさまいかがお過ごしでしょうか！そろそろ今年のデジゲー博もゆるゆると近づいてきたので、こちらのブログにも書いておかなきゃいけないなと見てみたら、あらビックリ、なんと今年に入ってから一度も書いてないじゃないですか。やだー。6月にメイドさんを右にミ☆がやっとこリリース出来て記事書いたと思ったら書いてませんでしたよガッハッハ、笑ってる場合ではない。
メイドさんを右にミ☆がリリースされてましたという話
そういうわけで、6月の10日と24日に「メイドさんを右にミ☆」それぞれNintendoSwitch版とPS4/Vita版がリリースされていたのですが、いやもうシッチャカメッチャカで各方面にご迷惑をお掛けしたり色々アレだったりしました。とにかく出てくれて良かったナァとしか言い様がありません。
日程管理めちゃくちゃな僕の制作体制に延々つきあってくれた、サウンド担当の坂本さんとハイデンさん、パブリッシュ担当のメディアスケープの方々、一寸相談に乗ってくれたOHBA堂のOHBAさん、そしてずっとお世話になっているDXライブラリ製作者の山田さん、その他いろんな方々のおかげで無事世に送り出すことができまして、深く御礼申し上げます次第であります。
皆様ご存じの通りPSVitaの新規リリース終了＆ストア閉鎖のお知らせが、今年の2月頃になって唐突に流れてきまして、(ストア閉鎖についてはすぐ撤回されましたが)とにかくリリース間に合わせなきゃもう出ないッス！という事態ではあったので、これまた結構ヒヤヒヤもんでした。幸いにもひととおり実装が終わってデバッグ開始直前だったのでナンとかなったんですけど…いやぁ怖い怖い。
ともあれ、今回は試しに(特に音まわり)色々制作費かけてみたので採算とれるかなーと少し心配ではあったのですが、幸いにして初月分でサクっと採算とれてたので、感謝感謝大感謝であります。安心して次にいけます、ありがとうございます。
メイドさんを右にミ☆気が付いたらめちゃくちゃ時間かかってた話
そうなんですよ、ホントは１年ぐらいでペッと出すつもりだったんでしてね。
最初の半年ぐらいはリメイクするつもりで「メイドさんを右に(旧PC版)」をどのような形にして世の中に再度送り出すべきかということに費やされてまして。なにしろ元となったゲームは「こんなゲームはクソゲーでござる」という要素を詰め込んだ上で、システム側でリトライ支援モリモリにしたら遊べるクソゲーになるかもナァと作ってみたら、見たことないタイプの遊べるクソゲーが誕生してしまったので(後にいつの間にかオワタの大冒険とかアイワナとか死にゲーとして確立されてたのは笑いましたが)そのまま世に出してしまったのですけど、なにしろクソゲーなので再び世に出すにしてもそのままでは面白さが伝わらずに事故る未来しか予想できないわけです。
よくそのままお出ししないとケチをつけてくる人とかいるんですが、やはり面白さのエッセンスは抽出してお出ししないとダメなんですよ。
で、半年ぐらいウンウン唸った結果、メイドさんの操作レスポンスが悪い部分は、面白さに特に関係ないな！と見切ったので、すっぱりとレスポンス良く機敏に動くようにしました。機敏になりすぎてこれもう別人じゃん！もう別人でいいか！
別人ついでにチャージアタックがつき、最初は振り回してるだけだったんですが、なんか敵の攻撃防げそうだから上からくる弾は消せるようにしようとか、ブンブン回っててタケコプターっぽいからちょっと浮くようにしようとか(旧PC版で空中攻撃がちょっと飛距離伸びるのをフォローも兼ねてます)、新システムっぽくなったのでこれでゴー。
そこから先はスムーズに…いけばよかったんですが、新システムも交えながらマップ構成も一新するつもりで実際ステージ１の半分以上はほぼ新規構成で進めていたところ、徐々にマップのお約束とか小出しにしていくステージ２あたりから雲行きが怪しくなってきまして、これ新しく置き換えたら違うゲームになっちゃうじゃん！ここは一新できねえ！となり、新システム準拠で旧マップを再現していくという形に方針転換。
という感じにあっちこっちフラフラしてたので、そりゃ時間かかりますね！
メイドさんを右にミ☆にえらい豪華な音楽がついた話
そうなんですよ、今回はBGMをサウンド本職の方にお願いしまして、めちゃくちゃいかっちょいい音楽がついてしまいまして僕もビックリです。最初は自分で曲書くのもう面倒だし時間かかるので人に任せちゃえーという後ろ向きな感じだったんですけど、ちょうどこんな雰囲気のゲームも詳しそうな人いたな…ということでお願いしてみたところ
あれ…？なんかめちゃくちゃ気合入った曲があがってきちゃったぞ？
となりまして慌ててゲームの画面も負けてしまわないようにブラッシュアップする羽目になりましたが、クオリティは上がったのでまあよし！いやホント半端なもんにしたら申し訳ないなーということで気合入りましたね。まあ結局アホなゲームなんですが！
ゲーム本編の制作が割と遅れていたのもあり楽曲のほうが先に全部あがってしまって、じゃあついでにチップチューンアレンジも入れましょうか！ってなりましてね、これがまた大変良いもので、DLCにする選択肢もなくはなかったんですが追加購入というステップがはさまると聴いてもらう人が減ってしまう気がしたので、もう最初から入れちゃえーということで本編に入れちゃいました。HAHAHA、全部盛りだよ！
というわけですごく豪華です。ぜひ聴いてください。
メイドさんを右にミ☆に声優さんのボイスがついた話
旧PC版ではアマチュアの声優さんのボイスでしたが、今回は恰好良いオッサンボイスが必要になったので、恰好良いオッサンボイスできる人さがすのもちょっと大変だな…ということで、思い切ってプロの声優さんにお願いしてみました。色々大変だったんですが(声優さん選びとか)、すげー、こんなアホなゲームにこんなすごい恰好良いボイスがついて大変申し訳ないなあ…と思いつつアホなゲームになりました。他にもいろいろボイス周りで遊ばせていただきまして、大変愉快なゲームになりました。大感謝。
とまあ、とりあえずこのぐらい書いておけばいいかな！今宵はひとまずここまで！
メイドさんを右にミ☆、Switch/PS4/PSVitaにて、なうおんせーる！
